テニスのシティ・オープンとは

2022-05-14 更新
2021-12-29 作成
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1969年から続くシティオープンですが、2011年までの大会名は「レッグ・メーソン・テニス・クラシック」でした。現名称は、冠スポンサーであるシティバンクグループにちなんでいます。全米オープンに向けて約1カ月間、8月は北米でハードコートの大会が続きますが、シティオープンはその中の一つです。会場は、ワシントンD.C.の自然豊かな「ロック・クリーク公園」内に設けられています。また2011年からは男女共催大会となりました。

シティオープンの概要

アメリカの首都・ワシントンD.C.で開催されるシティオープンは、全米オープン前に開催されるATP500の大会です。1969年に第一回が開催され、2011年からはATPと同じスケジュールでWTAも開催されるようになりました。ただし、2020年は新型コロナウィルス感染症の影響で中止となり、2021年はATPのみが行われました。

開催地 ワシントンD.C(アメリカ)
会場 ウィリアムH.G.フィッツジェラルド・テニスセンター
サーフェス ハード
開催日程 8月第1週
獲得ポイント 500ポイント
獲得賞金 総額:約190万ドル
ドロー数 シングルス:48、ダブルス:16
公式ウェブサイト https://www.citiopentennis.com/

シティオープンの開催地/会場

シティオープンの開催都市のワシントンD.C.は、言わずと知れたアメリカ合衆国の首都です。首都とはいえ、人口は約70万人とそれほど多くはありません。価値ある建築物がたくさんあり、ホワイトハウスやペンタゴンなど政府関連の施設も揃っています。

市中心部にそびえ立つワシントン記念塔は、ワシントンD.C.のランドマークです。この周辺は、春になると8000本以上の桜が開花します。そのほとんどが、日本から贈られたソメイヨシノだとか。「全米桜祭り」という、日本から桜が贈られたことを記念するお祭りも開かれます。

ワシントン記念塔は「ナショナル・モール」という公園に立っているのですが、この他にも自然を生かした公園がいくつもあります。ただ木々があるだけの公園ではなく、博物館や建造物、スポーツ施設などが整備され、地元の人も観光客も集える魅力的な公園ばかりです。その中の一つ「ロック・クリーク公園」内に、シティオープンの会場があります。

ロック・クリーク公園は、広大な峡谷と様々な施設が整った公園です。その中に、シティオープンの舞台となる「ウィリアムH.G.フィッツジェラルド・テニスセンター」があります。10面のハードコートと15面のクレーコートがあるテニス専用施設で、メインスタジアムの収容人数は7,500人です。

シティオープンが開かれる7月・8月のワシントンD.C.は、高温多湿になります。高温多湿により激しい雷雨が多発することもあり、シティオープンは悪天候で試合進行が乱れる大会としても知られています。

シティオープンの開催日程

例年、7月末から8月初めにかけて行われる大会です。2021年は、8月の第一週に開催されました。なお、2020年は新型コロナウィルス感染症により中止となっています。また2011年から男女共催でしたが、2021年はATPのみが行われました。

シティオープンのサーフェス

会場にはクレーコートも備わっていますが、シティオープンは屋外ハードコートで行われます。

シティオープンの獲得ポイント/獲得賞金

シティオープンで、優勝者・準優勝者が獲得できるポイントと賞金をご紹介します。

ATPツアー500

ATPツアーの中で、シティオープンはATP500大会に含まれます。優勝者には500ポイント、準優勝者には300ポイントが付与されます。また、2021年大会での賞金は、優勝者350,755ユーロ、準優勝者が178,500ユーロでした。

なお、ATP500とは、男子プロテニス協会「ATP(Association of Tennis Professionals)」が運営する大会です。トップ選手が参加する主なATPツアーは「グランドスラム」「ATPファイナルズ」「マスターズ1000」「ATP500」「ATP250」とあり、その中のATP500は年間13大会行われます。上位30位以内の選手(コミットメントプレーヤー)には、ATP500の13大会のうち4大会に出場義務があり、さらに全米オープン以降に行われる大会の中で少なくとも1大会に出場しなければなりません。全米オープン以降のATP500は、ジャパンオープンを含め4大会です。

WTA 250

女子の優勝者は280ポイント獲得できるWTA250の大会です。2020年までは「WTAインターナショナル」と呼ばれていました。2020年に予定されていたシティオープンの賞金総額は251,750ドルです。

女子テニス協会「WTA(Women's Tennis Association)」が運営する大会は2021年より、「グランドスラム」「WTAファイナルズ」「WTAエリート・トロフィー」「WTA1000」「WTA500」「WTA250」「WTA125K」にカテゴリー分けされています。

シティオープンのシングルス歴代優勝者

シティオープンの2010年からの優勝者をご紹介します。

男子

2021年 ヤニック・シンネル
2020年 開催なし
2019年 ニック・キリオス
2018年 アレクサンダー・ズベレフ
2017年 アレクサンダー・ズベレフ
2016年 ガエル・モンフィス
2015年 錦織圭
2014年 ミロシュ・ラオニッチ
2013年 フアン・マルティン・デル・ポトロ
2012年 アレクサンドル・ドルゴポロフ
2011年 ラデク・ステパネク
2010年 ダビド・ナルバンディアン

女子

2021年 開催なし
2020年 開催なし
2019年 ジェシカ・ペグラ
2018年 スベトラーナ・クズネツォワ
2017年 エカテリーナ・マカロワ
2016年 ヤニナ・ウィックマイヤー
2015年 スローン・スティーブンス
2014年 スベトラーナ・クズネツォワ
2013年 マグダレナ・リバリコバ
2012年 マグダレナ・リバリコバ
2011年 ナディア・ペトロワ

シティオープンの名場面

2015年、シティオープンで優勝した錦織圭選手。この大会との相性はいいようで、2014年は準々決勝進出、優勝後翌年の2016年は欠場しましたが、2017年は準決勝、2018年は準々決勝まで進んでいます。2019年は欠場、2020年は中止だったため、2021年は3年ぶりの出場となりました。

そんな錦織選手を歓迎してか、2021年の大会前には、シティオープンの公式YouTubeチャンネルで「2015年チャンピオン(錦織圭)が戻ってくる」という動画も公開されました。2021年は準決勝でフルセットの末、惜しくも敗れましたが、見事に4強入りを果たしました。ツアーで4強入りしたのは2年4ヶ月ぶりでした。

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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