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テニスのバックハンドはどうやったら楽に打てるようになる?理想の打点とフォームの探し方とは

テニス 両手 バックハンド 練習 初心者
2021-09-02 更新
2021-08-31 作成
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テニスのバックハンドは利き手と逆側になるため、フォアハンドに比べて精度や威力が落ちやすく、「バックハンドをどう打ったらよいかわからない」「バックハンドが安定しない」「なんだか威力が出ない」と、苦手分野になりがちです。

しかしそんな課題は、フォームと打点を見直すことで解決できるかもしれません。

今回は、バックハンドを楽に打てるフォームと気持ちよく打てる打点の見つけ方について、テニスコーチ兼トレーナーである山下さんにレッスンをしていただきました。

動画は前後編の2本立てですが、それを1記事にまとめました!時間があまりない方、自分の必要なところだけを見たい方は、ぜひこの記事でご覧ください。

フォームを一から知りたいというビギナーの方から、さらなるレベルアップを図りたい上級者の方にまで役に立つアドバイスをご紹介いたします!

バックハンドの打点とフォームについて、理想のイメージを持つ

まずは、理想のバックハンドのイメージを自分の中に持っておきましょう。

こんなことが?と思われた方もいるかもしれませんが、これが意外と大事で効く…!プロの選手でも良いですし、市民大会で有名な選手や身近なテニス仲間でも構いません。

イメージトレーニングだけでも体の動きは変わるもので、うまい人のプレーを見た後に試合に入ったら良いプレーができたという経験がありませんか?

自分はこういうバックハンドが打ちたい、ああいうバックハンドを身につけたい、という理想のイメージを頭の中にインストールしておくことが大切です。

バックハンドの理想の打点とは 

バックハンドをどう打ったら良いのか分からないというのを具体的に考えると、ここで打ったら良いというイメージが分からないということではないでしょうか?つまり、威力が出ないのに飛んで行ってしまったり、楽に打てないたいていの原因は、バックハンドの打点が定まっていないことにあるということです。

では、その打点はどうやって決めればよいのでしょうか。

体より前でボールをとらえる

ラケットをボールに当てるというのは最低限クリアしたとして、打点には良い打点と悪い打点があります。

打点が遠かったり近かったりするとうまく打てませんし、打点が自分の中で定まっていないとラケットを振るタイミングが分からないということになります。

では、どういうのが良い打点かというと、力が入るところが良い打点です。そしてその打点は、一般的に体よりも前にあります。今回のケースでは、まっしーが思っている以上に前にあったようです。

力の入りやすいバックハンドの打点の探し方

素振りをして、いつもの打点でスイングを止めてみましょう。

その状態でラケットを押されたとき、押し返すことができますか?

相手に押されても押し返せるところ、つまり十分な力が入るところはだいぶ前の方になるはずです。

ピンとこない場合は、目の前の重いタンスを両手で押すことをイメージして体を動かしてみましょう。きっと、後ろ足で踏ん張り腕を伸ばして力が入る体勢になったと思います。また腕を伸ばしているので、タンスに手が触れる部分は体よりだいぶ前の方になったかと思います。

テニスのバックハンドの打点も同じです。腕が縮こまった状態で、体に近すぎる打点で打っても力は入りません。

打点を前に持ってくることで、力の入り方が違ってくるのを感じることができます。

バックハンドの理想のフォームとは

バックハンドの理想の打点が分かったら、次は理想のフォームについてです。

フォームというと、ラケットをどのように動かすか、にまず意識がいくかもしれません。もちろんラケットの引き方や振り方は大切ですが、力の土台となる下半身の使い方にもポイントがあります。

そういった点も含めて理想のフォームを見ていきましょう。

斜め上に引っ張り上げるようにスイングする

気持ちの良い打点がわかったら、スイングの方向も意識しましょう。

斜め上に引っ張り上げるイメージです。

エンドラインから普通のストロークラリーをする場合、ただまっすぐスイングしただけではボールはネットを超えづらいです。

動画内では、「基本テニスは打ち上げないと入らない」「力の向きはちょっと上」というアドバイスもありましたが、特にダウンスイングになりがちな人はネットが多くなってしまうので、斜め上にスイングすることを忘れないようにしましょう。

スムーズな体重移動と、重心を落とすことを意識する

続いて、自然と力が出る下半身の使い方についてです。足腰の使い方においても、力の入りやすいポイントというのがあります。

的確な位置に重心を置き、スムーズに体重移動する

まずは自分が的確な位置に重心を置けているかを確認するために、バックハンドの素振りをしたあと、その勢いでラインに沿ってまっすぐ前に歩いてみましょう。

スムーズに歩ける場合は、的確な位置に重心があり、自分の打ちたい方向に重心を向けられているということになります。逆にスムーズに歩けない場合は、スイング中やスイング後にバランスを崩し、ふらつきがあるということになります。

バランスを崩さないためには、前足(つま先)に体重が乗るときの感覚が大事です。特に意識していなかった方は、動画では「中指くらいに乗る」というイメージを持っておくとよいでしょう。

的確な位置に重心があると、体重移動をスムーズに行なうことができるため、スイング中やスイング後のふらつきがなくなり、構え直しが早くなることで素早く次の動作に移ることが可能になります。

股関節を曲げて重心を落とす

さらに下半身の土台を固めましょう。ポイントは、股関節を曲げて重心を落とすことです。

なぜこうすると力が出るのかというと、股関節をしっかり動かすことで、人間の筋肉の中で一番大きいというお尻の筋肉の力を使うことができるからです。

重心を落とすことで力が入るのはみな同じですが、力の入りやすい股関節の角度というのは人によって違います。そのため、どのくらい股関節を曲げて重心を落とせば力が入りやすいかを探す必要がありますが、これは体が勝手に分かっています。

動画では肩を並べて押し合うことでそれを確認しました。この確認の仕方は、力の入りやすい股関節の角度を知るだけでなく、横向きの感覚を養うのにも効果的です。

後ろに引っ張るつもりでテイクバックする

テイクバックはラケットを引く動作の部分です。後ろに引っ張るつもりでラケットを引くことがポイントです。

感覚をつかむには、重たいものを引きずるようなイメージでテイクバックしてみましょう。

このテイクバックの仕方は、先ほどスイングの方向の項目でポイントに挙がった、斜め上に引っ張り上げるイメージにつながる部分でもあります。斜め下にラケットがセットされていれば、スイング方向は自然と斜め上になるはずです。

球出し練習で、とにかく気持ちよく楽にボールを飛ばす練習をする

バックハンドの打点とフォームについてのポイントは以上です。

これまでのフォームを整理しておきましょう。

  • 「後ろに引っ張るようにテイクバックする」
  • 「股関節を曲げて重心を落とす」
  • 「前の方の打点でボールをとらえる」
  • 「ボールを飛ばしたい方向に重心を移動させる(中指に乗る)」
  • 「スイングは斜め上を意識する」

以上のように気をつけるべきポイントがたくさんありました。

これらを意識して球出し練習をやってみましょう。この球出し練習では、とにかくバックハンドで気持ちよく飛ばす状態をつくることだけを考えてください。

コートに入れることはここでは忘れて構いません。気持ちよく打てる打点、楽に打てるフォームが出来上がると、効率の良い力の使い方ができるようになり、力まず6割くらいの力でも打てるようになります。

ベストな打点とフォームが身に付いたら、次のステップへ

さて、前項ではアウトすることを気にせず球出し練習をしましたが、実際の試合ではボールが入るようにしておかないともちろん困ります。

ベストな打点と力が入りやすいフォームで、バックハンドで打つボールを楽に飛ばせるようになった後は、次の課題としてコントロールするというステップへ進みますが、それまでは、とにかく気持ち良く楽に打てるところを探すことに専念しましょう。

感覚が身につくまでは、練習前や試合前に力が入りやすい感覚を思い出すことが大切で、壁に向かってぐっと押しやすい位置と体勢を再現してみるのも一つの手です。

とにかく、頭の中で動作を考えなくても、感覚で打点が定まり、楽なフォームが自然とできるようになるまで、練習を繰り返しましょう!

 

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監修
ゴンちゃん
テニスベア・アンバサダー
慶應義塾大学ではレギュラー2番手として、全日本学生テニス選手権大会や全日本大学対抗テニス王座決定試合で活躍。卒業後はYouTuberとして活躍し一躍有名に。2020年12月よりテニスベア・アンバサダーとしてテニスベアに参画。
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